物流システム開発

物流システムについて

少子高齢化で物流業界では労働者の高齢化と人出不足が問題となっています。社会を支えるインフラである物流が、マンパワーに頼りすぎている現状があります。経済産業省、国土交通省、農林水産省は「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会」で3つの施策に取り組むべきと示しました。

『1. 物流DXや物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の徹底した最適化（簡素で滑らかな物流の実現）

2. 労働力不足対策と物流構造改革の推進（担い手にやさしい物流の実現）

3. 強靭で持続可能な物流ネットワークの構築（強くてしなやかな物流の実現）』

引用：『国土交通省｜2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会』

これらの実現のためには、商品や荷物の管理、入出庫業務・積載、ピッキングなど人手を介す業務のITやAIでの自動化・機械化技術の導入を進め、業務効率向上や生産性向上に繋がるDXの推進は急務となります。

物流システム開発

株式会社エヌアイデイでは、数多くの物流事業者や配送センター事業者のお客様へ、物流システム業務全般のアプリケーション開発を行っています。

お客様のご要望に合わせ要件定義、スクラッチ開発、周辺システム開発、パッケージ製品のカスタマイズ、ご利用中のシステムへの連携・組込みなど一貫して幅広いサポートを担っています。

実際にシステムを利用するエンドユーザーまで横断的に要件調整・提案・確認をすることで、顧客企業、管理者、現場にとって価値あるシステム導入となるよう業務をサポートいたします。

開発事例

在庫管理システムと自動フォークリフトシステムの業務連動・連携に関わるシステム改修

お客様は物流の効率化・安全性の向上を進めるにあたりAGV（Automatic Guided Vehicle）の導入検討を始められました。かつてエヌアイデイが開発し利用中の物流センター在庫管理システムと、新導入された自動フォークリフトシステムとの業務連動・システム連携が必要となり、本プロジェクトがスタートしました。

倉庫作業員の高齢化や労働力不足による人員確保が年々困難になっていました。喫緊の課題として倉庫内業務における自動化技術を活用した省人化・省力化を目指さなければならず、現在の業務プロセスや在庫管理システムとの連携は不可欠でありました。

自動フォークリフトシステムの開発・導入に関しては複数社が関わっており、お客様にとっても初めての倉庫自動化への取り組みということで、関連部署との調整や業務フローの整理などといった上流工程に苦心されていました。

エヌアイデイでは在庫管理システムの保守・運用をお客様先に常駐し担当していたことから、業務フローや在庫管理システムの仕組みを熟知しているメンバーがおり、システム導入に関わる領域の一端をサポート。お客様であるシステム導入担当者と連携を取りながらスケジュールの遅延なく導入が完了しました。

自動フォークリフトシステムの稼働後もトラブルなく在庫管理システムとの連携が行われており、お客様から高い評価をいただいています。

今後は全国にある物流センターへの自動化システム導入も検討されており、センターごとに異なる要件に合わせ柔軟な対応が求められるため、品質やスケジュールなど期待値を超えるサポートを今後も設計・開発・運用・保守を一貫して行っていかなければなりません。

NIDの特徴

エヌアイデイは、システムの設計から開発・運用・保守まで、といった上流からエンドまでお客様をサポートいたします。こうしたトータルサポートは部署を超えて連携しているので、新規の追加要望があった場合でも業務フローを熟知している経験豊富なメンバーが情報共有をしながら、運用・保守を見据えた開発やサポートを行うことができるという強みがあります。

止まることが許されない社会インフラ業務を担うお客様を、今後もITプロフェッショナルとしてサポートし続けます。

できるわけある NID

わたしたちエヌアイデイはITプロフェッショナルとして「人と社会の未来のために」お客様視点で、社会やカスタマーを見据え、社員全員が協働しています。品質を第一に、日々進化する技術や社会情勢なども常に学び、個々の能力や技術の向上に努め、お客様の期待にお応えします。

物流業界でも国をあげてDXの推進が求められています。システムの開発のみならず、既存のシステムやRPA（Robotic Process Automation）などの新しいテクノロジーとの連携なども今後ますます必要になってくるでしょう。システムの設計・開発・運用・保守までお客様のサービスと社会インフラを支えるパートナーとして、わたしたちエヌアイデイはあり続けます。

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