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デジタルによる創発・共創のマッチングプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」にて「イベント終了時の回遊性向上」に関する実証実験を完了しました!

2024年3月19日

横浜市では、DX推進の取組として、行政の業務やサービスにおける課題(ニーズ)と、それを解決する民間企業等が有するデジタル技術(シーズ)をマッチングするオープンなプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」を運営しています。

「YOKOHAMA Hack!」に当社も参加。2023年7月より開始をしました、イベント終了時の回遊性向上の課題解決に向けた実証実験(2023年7月21日ニュースリリース)が完了したことをお知らせします。

この実証実験では、当社が提供するウェブサービスを活用し、デジタルマップに表示された周辺施設や店舗の空席状況等の情報をタイムリーかつ包括的に提供し、効果的に誘導することで、イベント退出時の行動変化を実証しました。

①デジタルマップ②デジタルガチャサービス③AIカメラによる自動空席判定
当社提供のウェブサービス

実験結果1 実証実験参加者の約9%を飲食店に誘導
横浜消防出初式2024では、1,345組が実証実験に参加し、そのうち、約9%にあたる118組を横浜赤レンガ倉庫周辺から、みなとみらい21地区の近隣の飲食店に誘導しました。デジタルの強みを活かしたプッシュ通知やイベント内容と連携したインセンティブを設定することで、誘客に繋げることができました。

出展ブースの様子
出展ブースの様子

実験結果2 空席情報の提供による誘導効果(アクセス2倍、来店1.6倍)を確認
デジタルマップで店舗ごとの空席情報をリアルタイムで提供しました。空席情報を提供している店舗とそうでない店舗と比較すると、1店舗あたりのデジタルマップのアクセス数は約2倍、来店数は約1.6倍を記録しました。店舗の空席情報提供の有効性を確認することができました。

デジタルマップアクセス数 店舗来訪数
デジタルマップにおける空席情報表示

横浜市は、「今回の実証実験を通じ、デジタルマップを活用したイベント終了時の回遊性向上について、一定の効果を確認することができました。得られた知見・成果をもとに今後も検討を進めていきます。」と評価しています。今後も当社は、地域に役立つデジタル活用、DX推進に取り組んで参ります。

詳細は、横浜市の記者発表資料やYOKOHAMA Hack!の特設サイトもご覧ください。

YOKOHAMA Hack!特設サイト
みなとみらい21地区等イベント終了時の人流の分散による回遊性向上
https://hack.city.yokohama.lg.jp/news/1106

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