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オープンイノベーション

組織を超えた自由なアイデアの活用で、イノベーションを加速

オープンイノベーションについて

「オープンイノベーション」とは、組織内外の技術やアイデアの境界線を取り払い、積極的に行き来して流動させることで、イノベーションや新たな市場の創出を目指す概念です。これは、2003年に経営学者のヘンリー・チェスブロウ氏が発表した著書 『Open Innovation -The NewImperative for Creating and Profiting from Technology』によって注目され、今や世界の潮流となって多くの企業で活用されています。この対極にあるのは、旧来型の「クローズドイノベーション」で、自社のリソースだけで研究・開発を進め、閉鎖的に商品開発やサービス提供を目指す姿です。多くの日本企業が採用してきたこのモデルは、グローバル市場の競争や、消費者のニーズに素早く対応していくには限界があり、日本の国際競争力を弱める原因のひとつにもなりました。スピーディーなイノベーション創出のためには、研究・開発・知見・資金などを外部市場から調達し、効率的に推進するオープンイノベーションの必要性がますます高まっています。株式会社エヌアイデイでは、パートナーと積極的に連携して新規事業開発に取り組み、イノベーションを加速させていきます。

導入事例

画像診断支援AIアプリケーション実証実験

学校法人慈恵大学皮膚科外来と提携して、同大学皮膚科学講座との共同研究により実施した画像診断支援AIアプリケーションの開発では、スマートフォンを用いた乾癬(炎症性皮膚疾患)の重症度判定に取り組みました。本アプリケーションの開発では、ディープラーニングによる画像分類技術と、複数の特徴を同時並行で分類するマルチタスク学習(MTL: Multi-task learning)の手法を用いています。患者数の少なさからデータが集まりづらい状況でしたが、スマートフォンで撮影した静止画・動画をベースに敵対的生成ネットワーク(GAN: Generative Adversarial Network)技術を活用し、少ないデータからでも学習して精度の高い結果を出せるAIアプリケーションを開発しました。判定結果の精度は70%程度を実現し、医療現場での実証実験を行いました。このアプリケーションによって、診断に不慣れな医師への教育目的での利用や、遠隔医療における重症度判断のサポートが期待されています。

地域活性化・佐原の大祭AIチャットボット実証実験

津田塾大学およびNPO法人佐原アカデミアとの産学共同研究として、千葉県香取市佐原地区の秋祭りにおける社会実証実験を行いました(2018年)。実施内容は、観光客の質問にAIが自動応答するQ&Aチャットボットサービスの設置、Wi-Fiアクセスポイントが検知するモバイル機器データをもとにした混雑状況および人流の可視化、津田塾大学の学生を中心としたSNSサイト運用による観光誘発などです。AIチャットボット作成では自然言語処理の強みを生かして、シナリオやデータ作成、AIの学習、回答精度の向上など、自社内で一貫して開発に取り組みました。データ収集には津田塾大学の学生にも協力いただき、AIテクノロジーを用いた観光の活性化に新しい光を当てました。

NIDの強み/特徴

エヌアイデイでオープンイノベーションの開発を担うのは、2016年に新しく設立したR&D部門(先端技術研究室)です。意欲的に研究開発を重ね、画像分類・処理、文章校正、医療診断支援、評価レポート、データサイエンス、自然言語処理など多方面で、組織の境界を超えてAIソリューションを研究・実証しています。

特に実績が多いのは自然言語分野で、例えば無人駅でロボットによる利用客の応対をした実験では、正答率9割を実現しました。また、自社開発のAIチャットボット「MesoblueAI」は、クラウド利用が難しい環境下でも設置が可能。ロボットなどへの組み込みや、企業内システム内で運用するオンプレミスにもご活用可能です。一貫したサポートとして、お客様のシステムとの連携や、学習データの作成・精度向上支援、専用ユーザーインターフェースの開発などを行い、生産性の向上と働き方改革に貢献しています。

できるわけある NID

企業が継続的なイノベーションを生み出すには 「両利きの経営」 が求められ、既存事業を磨く「知の深化」とともに、知と知を組み合わせて幅を広げる「知の探索」が欠かせません。しかし、多くの企業が短期的な成果を重視する現在では、品質改善や性能の向上といった「知の深化」に偏りがちで、「知の探索」は弱い傾向にあります。また、自前主義が根強い日本企業のクローズドイノベーションでは、ますます新たな事業機会の発掘チャンスは少なくなるでしょう。

エヌアイデイにおけるR&D部門(先端技術研究室)の役目はまさに「知の探索」にあります。産学連携のプロジェクトに積極的に参加し、オープンイノベーションに取り組むことで、新しい価値の創造や未来のAI・IoT社会の実現に貢献していきます。

関連開発事例・テクノロジー

わたしたちNIDはお客様の課題にむきあい、「できるわけある」をサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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