IoTシステム開発

IoTシステム開発について

IoT（Internet of Things）とは、「さまざまなモノがインターネットにつながること」、「インターネットにつながるさまざまなモノ」を指し、個人が利用する家電製品や、建物の鍵を管理・制御するスマートロック、ビルの電力制御を行うBEMS（Bilding Energy Management System）など、IoT機器（センサー）でデータの収集や送信、受信したデータに基づき動作を行うものです。

IoT、クラウド、AIなどによる自律的な最適化が牽引する第四次産業革命で、日本政府は日本が目指すべき産業のあり方として「Connected Industries（コネクテッド インダストリーズ）」を提唱しました。

IoT機器によりデータを収集し、クラウド上へデータを蓄積、AIや機械学習により蓄積されたデータを分析し、分析されたデータに基づいてIoT機器が動作することをCPS（Cyber Physical System：サイバーフィジカルシステム）といい、人々の生活や産業の活性化、社会課題への解決にも波及します。

株式会社エヌアイデイは、1967年の創業当時より組込みシステム開発を数多く担っており、IoTエッジデバイス向けLTEチップセットとして、GPSやLTEの制御を行うソフトウェアの開発や、IoTクラウドシステム向け開発、RPA、AIなど業務効率の向上につながる開発のサポートを行ってきました。エヌアイデイが持つ高い技術力と豊富な開発実績により、IoTを活用したイノベーションをサポートいたします。

開発事例

IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード開発

GNSS（Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム）レシーバー、LTE RF搭載のIoT向けチップセットのファームウェア開発、およびこれらチップセットを搭載したIoT向けボードのファームウェア開発を並行して行いました。本プロジェクトにおいて、専門技術を有するファームウェア開発エンジニアが不足していたため、エヌアイデイにご相談いただきました。エヌアイデイは基地局の開発や携帯電話・スマートフォン端末開発において培ってきた組込み開発技術、3GPPなどの通信プロトコル知識やノウハウを生かし、設計・開発・テストの各工程において納期・品質両面で評価をいただきました。

これを機に、複数のIoT向け案件に関しても継続してサポートさせていただいております。

IoT向けAndroidデバイス開発

IoTデバイスであるIoT向けAndroidデバイス（既存の機器を5Gネットワークに接続）に搭載するAndroidアプリケーションの開発を行いました。

お客様とは10年以上にわたり開発サポートを行っており、開発のフローも熟知していたため、本プロジェクトにおいても仕様の検討や提案から主体的に開発を行い、IoT向けAndroidデバイスをドローンやロボットなどに搭載。位置情報や画像、センサーのデータを取得し、サーバへ送信を行うアプリケーションの開発を担当いたしました。

エッジコンピューティング化によりデバイス側でデータ処理を行うことで、クラウド側での処理が軽くなり、低遅延でリアルタイム性の高いデータ処理が可能になっています。

主に物流、建築、製造業界などでの利用が考えられ、特に日本のものづくりに影響を与え、生産性や効率を向上させるスマートファクトリー化への活用は増えることでしょう。多様なAndroidアプリケーション開発の技術を生かし、IoT開発においても蓄積された経験や技術と、新しい知識を融合させ、お客様をサポートいたします。

できるわけある NID

IoTの普及により、パソコンやスマートフォンなどといった従来からあるインターネット接続デバイスに加え、スマート家電やコネクテッドカーなどの自動車、工場、物流などさまざまなモノがインターネットでつながっています。

IoT機器（センサー）により得た、現実世界の膨大な情報やデータがサイバー空間に蓄積され、ビッグデータをAIが解析、解析結果に応じて現実世界でIoT（アクチュエーター）により動いていくサイクルであり、今後ますますわたしたちの生活やビジネスの世界で無くてはならないものとなるでしょう。

エヌアイデイは、今後ますます市場規模が高まることが予想されるIoTの分野で、クラウド、AIデータ解析といった豊富な業務経験により蓄積されたノウハウに加え、IoTデバイスの開発サポートや、エッジコンピューティングなどにより、イノベーションの創出に通じた社会課題の解決やお客様の事業改革をサポートいたします。

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