“土地改良区向け賦課金管理システム”クラウドマイグレーション
土地改良区運営費用の管理(賦課金請求、入金など)を目的としたソリューションサービスをオンプレミスからAWSへ移行。
土地改良区向け賦課金管理システムは、従来MS-ACCESSをベースとしたパッケージで提供していましたが、バージョンアップの際に、各納品先での現地作業が発生する為、保守コストを抑える方策が必要でした。
また、新規顧客への導入には、システムの要件定義(サイジング含む)から約1カ月の期間を要しており、 この導入期間の短縮も課題でした。
パッケージシステムをWEBシステムとして再構築する必要があり、サービスリリースまでの期間を短縮するため、AWSのEC2とRDSを活用したシステム構成としました。結果、環境構築からローンチまでのマイグレーションを短期間で実施、且つ稼働後には、コストとパフォーマンスのバランスをチューニングする事で、より最適な状態での稼働を実現しました。また、エンドユーザー視点では、ハードウェアを含めた納品体系であり、クローズドな環境でしかご利用いただけなかったサービスが、現在ではインターネット環境上でセキュアにご利用頂けるようになった上、機材費の削減とユーザビリティの向上、サービス提供までの早期化に繋がっています。
Phase1でのサービスリリース後に、開発環境およびバージョン管理環境についてもAWS上で構築(移行)を行いました。あわせて、バックアップ環境もAWSで構築し、S3で一元管理する構成としています。S3は容量に制限が無く、また可用性も十分に確保されている為、短期間に安価で可用性の高いバックアップ環境を構築する事が出来ました。
全体を通して、スケールアップ、ダウンが容易に行えるAWSは、厳密なサイジングの必要性が無く、スモールスタートでのサービス提供が可能で、可用性が確保された環境に更に冗長性を提供するなど、ビジネス展開の上で、非常に優位性があると実感しています。今後はアクティブユーザー数の増加に伴う、Auto Scalingの導入などの追加開発を検討しています。
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